「解剖学はおもしろい」を読んだ
何を読んだ?
なぜ読んだ?
「こわいもの知らずの病理学講義」を読んで体内の仕組みや体が病気にかかった時にどういった反応を起こすのかを細胞レベルで学んだ。
次はもう少し筋肉とか臓器とか細胞が集まってできた組織について知りたくなったので読んでみた。
どんな本?
こわいもの知らずの病理学講義をライトに少し広くした感じの本。
生殖器や筋肉や骨についての話に加えて、著者が法医学の専門なので死後硬直の推定から誰が犯人かみたいなクイズが要所にあったりして面白い。
人は死ぬと胃酸の強さによって胃から腐り始めるみたいな知見を得られたりする。
あとケツバットみたいなお尻への体罰だけでも人は死ぬというのを知れたのはよかった。
皮下の筋肉の出血が強度になるとミオグロビンという物質が発生し血中に吸収されて腎臓を通り、尿に混じって排泄されるが、この時多量のミオグロビンが尿細管に詰まって濾過機能が低下し尿が出なくなり腎不全状態から死亡する
誰におすすめ出来る?
「こわいもの知らずの病理学」ほどガチで体内の構造について知りたくはないけども、ざっくりと自分の体はどう組成されているのか知りたい人向け。
あの本は生物の基本知識がないと多分きついけど、この本は生物の知識が無くてもいける。
ツイートメモのはじまりは?
軽めの解剖学の本を読み始めた。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) September 15, 2018
解剖学はおもしろいhttps://t.co/v9jonCZAYq