「こわいもの知らずの病理学講義」を読んだ

大阪大学医学部で病理学総論を教えている著者が一般向けに買いた病理学についての本。

免疫に関する本を読んだりはたらく細胞を観たりしたことで人間の体内の仕組みについて知りたかったので読み始めた。

おそらく生物の基礎知識がないと理解できない部分が少しあるので、全く生物をやったことがない人はこのエントリでも書いたカラー版 忘れてしまった高校の生物を復習する本を読むといいと思う。

結構専門用語が多くて長いし読み応えがあるのだけど、著者の語り口がいちいち軽妙で楽しく読み進められた。

ただ半分くらいはガンについてのトピックを扱ってるので後半はやや飽きるかも。

細胞の進化や変異を理解するには良いので頑張って読むとよさそう。

次は漫画ではたらく細胞を読んでみようかなと思う。

本書内でも紹介されてたし。

以下はツイートメモ。長いです。