「Scrapbox情報整理術」を読んだ

何を読んだ?

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なぜ読んだ?

会社に献本いただいたので。有難うございます。

目次は?

  • PROLOGUE ようこそScrapbox
  • CHAPTER-1 Scrapboxの構成と入力方法
  • CHAPTER-2 Scrapboxはネットワーク構造で情報を整理する
  • CHAPTER-3 Scrapboxで知をつないでいく
  • CHAPTER-4 もっと便利にScrapboxを使う
  • EPILOGUE 知のコラボレーションで時代を切り開く

どんな本?

Scrapboxの使い方やTipsが書かれたただのHowto本ではなく、情報とは何か・整理とは何かといった話にまで踏み込んで解説している本。

序盤に

Scrapboxは自分Wikipediaを作るもの

と書いてあって、「あ〜Scrapboxを端的に説明するとこうなるのか〜」という納得があった。

既にScrapboxを使ってる人でも2章の情報整理の章は面白いのでおすすめできる。

「場所を元にした整理」の欠点と「リンクをネットワークして繋げた整理」がどう違い・どう良いのか、が理解できると思う。

あとタグよりリンクで書いた方が、より情報が表出するみたいな利点があるのだなーという発見があった。

例えばタグだとページに #Ruby と付けて終わりだけど、リンクを使うと「 [Ruby]とはMatzによって作られたプログラミング言語」であるみたいな感じでより説明的な情報が付加されやすくなる。

これは暗黙知を表に出す行為を自然と促す効果があるので、複数人で使うとみんなの知がよりネットワーク化されやすくなり良い。

あとTips的なところで、著者の方にバックアップもできるぜ!と教えてもらった。ありがたい!!

誰におすすめ出来る?

Scrapboxを使おうと思っている人。

どうして従来のWikiツールではダメなのか理解できてない人。

Scrapboxを使ってるけどいまいちリンクやタグの違いを理解せずに使いこなせていない人。

こんな人たちにおすすめです。

ツイートメモのはじまりは?