「女子の人間関係」という本

何を読んだ?

なぜ読んだ?

表紙に惹かれて。良い。

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あとKindleで半額です。

目次は?

  • CHAPTER1 なぜ「女の敵は女」なのだろう
  • CHAPTER2 比べたがる「女」との関わり方
  • CHAPTER3 「敵」「味方」を作りたがる「女」との関わり方
  • CHAPTER4 ママ友、社宅…「社会的な仕事」としての「女」との関わり方
  • CHAPTER5 「形ばかりのつながり」を求める「女」との関わり方
  • CHAPTER6 「自分は自分、他人は他人」ができない「女」との関わり方
  • CHAPTER7 演じる「女」とのつき合い方
  • CHAPTER8 恋愛すると変わってしまう「女」とのつき合い方
  • CHAPTER9 自分の中の「女」を優しく癒してあげよう

どんな本?

‪まずこの本では女の嫌な部分を括弧付の「女」と表記していて、女性そのものと明確に区別します。

それは女性の中には「女」という別の存在がいて、それがいわゆる女性特有の悩みの種であると定義しているからです。‬

‪本書でいう「女」の特徴‬は、

  • 女性同士で足を引っ張り合う
  • 裏表がある
  • 男性の前で可愛いやか弱いを演じる
  • 自分だけが好かれようとする
  • 群れを作り均質であることを求める
  • 感情的に敵/味方を決める
  • 陰口が好き
  • 察してほしい
  • 相手のことは一番自分がわかってる風に意見を押し付ける‬


「女」を理解する上で重要な点は、

  • 「女」は依然として「選ばれる性」(という意識がある)ということ


「選ばれる」「選ばれない」という相対評価の世界に身を置く生き物が「女」。

この点が「女」に端を発する悩みの前提になっている。

例えば「選ばれなかった人たち」は選ばれた「女」に対して嫉妬してしまう。

しかし露骨に嫉妬を表に出すと周囲からの評価が下がる(選ばれにくくなる)ので、「常識的に考えて〜」や「普通に考えてありえない」などとさも正論や客観論風な枕詞を添えて陰口を言い、選ばれなかった自分達が被害者である風に主張する。

選ばれたかどうかという相対価値の中で生きていると他人から傷つけられやすい。

傷つかないためには空気を察する能力が必要。

空気を察することが普通になっているとその能力を相手に求める。

察するというのは相手の領域に踏み込むということ。次第に自分と相手の領域の区別が出来なくなる。

自分と相手の領域が区別できないと、例えば相手が自分と違う意見を言っているということを自分の否定だと捉えるようになる。

このような「女」を生み出す要因は選んでいる側が「女」を求めるから。

細やかさとか気が効くとか役割としての「女」が暗に求められてしまっている。

「女」を上手く演じられないと選ばれないので演じようとしてしまう。

こうした「女」の呪縛からのがれるためには自分の軸だけで価値判断できるようにすること。

「誰に好かれるか」ではなく「自分はどうしたいか」で決めるようにする。

‪この本の肝はこんな感じです。

あとはここで挙げた「女」とどう付き合っていくのかについてユースケースごとに解説していく流れです。‬

詳しくは本書を買って読んでください。

もっとグッと響く言葉や共感できる例が見つかると思います。

誰におすすめ出来る?

こういう本を読んで本気でムキになったりしない人。

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