「貯金ゼロ・知識ゼロ・忍耐力ゼロからの とってもやさしいお金のふやし方」を読んだ
何を読んだ?
なぜ読んだ?
お金について学ぶため
目次は?
【第1章】 ゼロからはじめる資産形成
- お金をふやすための公式
- 本業で稼ぐ、支出を抑えるが基本
- お金は3ステップで考える
- ムダな支出を削減できる
- 継続しやすいシステムをつくる
- お金をふやすには時間を味方にしたい!
- 投資のポケットを加える
- 非課税の制度を活用する
- 記録・定点観測する
- <コラム> 借金はだめ! リボ払いは厳禁!
【第2章】 お金は3ステップで考える
- まず「お金の三角形」を思い浮かべる
- 不安[その1]もし大黒柱の自分が死んでしまったら
- 不安[その2]もし大きな病気やケガをしたら
- 健康保険には所得補償の機能もある
- 不安[その3]老後のお金のことが心配!
- <コラム> 保険の機能とは?
【第3章】 お金がたまる「しくみ」をつくろう!
- 「忍耐力ゼロ」でもしくみ化すれば続けられる
- 貯蓄・投資は先取りがキホン
- 4つのポケットをつくるだけでOK
- 使うための口座を別につくる理由
- STEP1 貯蓄用の口座に生活費×6カ月分をとにかく貯める
- STEP2 プール口座に必要なお金を入金する
- 換金のしやすさを重視
- STEP3 投資用のポケットをつくり積み立てスタート
- 貯蓄用のポケットで継続的に貯めていく
- しくみ化の実践例
- 投資用口座のつなぎ役としてネット銀行を活用する手もある
- 結婚している場合は生活用のポケットをひとつに
- <コラム> お金の行き先をちょっとだけ意識してみよう
【第4章】 投資のポケットを加えよう
- 投資の第一の目的は購買力の維持
- 投資と投機は区別する
- 株式を持つ=会社のオーナーになること
- 債券を買うことはお金を貸すこと
- 運用期間を長く取れる人は株式を中心に
- 世界の株のパッケージを持つ
- 投資信託というツールを使おう!
- 資産形成の中核はインデックス投信でOK
- 続けること、続けること、続けること!
- <コラム> 投資したお金はどれくらいふえたり減ったりするの?
【第5章】 有利な制度は積極的に活用する!
- 投資信託を積み立てる場所
- ゼロから資産形成ならiDeCo+つみたてNISA
- iDeCoはリタイアに向けたお金をつくる制度
- 所得のある人は節税効果が大きい!
- 長いおつき合いになる金融機関選びは慎重に
- つみたてNISAでも投信の積み立てができる
- NISAを使うのはどんな人?
【第6章】 記録・定点観測する!
- 「レコーディング・ダイエット」はお金にも有効!
- 「お金の管理シート」をつくる
- バランスシートを年に1回作成する
- 自分のバランスシートを記入する
- 年に1回定点観測しよう
- リタイアするまでに健全で大きなバランスシートをつくる
どんな本?
退職後に安定した生活送るために必要となるお金についての色々を優しく解説してくれる本。
- リタイア後に必要なお金の算出
- 支出を減らして投資用の財源確保
- 貯蓄や投資用に口座を作って定期的に投資する仕組みを作る
- NISAやiDeCOの話
- 自分用のバランスシートとお金の管理シートをつける
こんな感じの話が順を追ってなされるイメージ。
お金を増やす公式として「元本」x「運用利回り」x「時間」というのが出てくるので、やはりメインは積立投資の話になる。
「安く買って高く売る」みたいな巷でイメージされがちな短期の投資の話は全く出てこない。
この本では、「本業で元本をしっかり稼げ」とか「公的年金とか企業内保証もしっかり計算に入れて必要な金について考えろ」といった感じで長期的な視点での資産運用について広い観点で説明してくれている印象があった。
特に結婚していたり子供がいたりといったような、将来の出費も結構予想できるような人たち向けに優しく書かれている感じ。
「生活用/貯蓄用/投資用/急な出費用の口座をそれぞれ作れ〜」とかはその観点からならわかるけども、さすがに自分のような生活スタイルの人間にはやりすぎかなという気はした。
個人的には「自分用のバランスシートを作れ」という章が結構良くて、案外やれどの投資信託が良いとかどの銘柄が良いみたいな話になりがちだけど、そもそも必要な額は人によって違うし、一概に言えないのでまずは自分の現状を洗い出して定点観測できるようにしましょうというのが刺さった。
20代もいよいよあと数年で終わりを迎える自分にとってはそろそろ老後に向けての人生設計でもするか〜という時期だったしこういうことを始めるにはいいタイミングかなと思う。
とりあえず手始めにスプレッドシートに現状の収支をすべて整理してみたんだけど、結構無駄っぽい支出がたくさんあってひぇ〜〜という感じ。
奨学金とか実家への仕送りとか、何かと固定支出が多くて厳しいのだけどまぁやっていくぞという気持ちでいきましょう。
誰におすすめ出来る?
漠然とお金について将来不安を感じてる人。
結婚していて子供がいるもしくはできる人。
ツイートメモのはじまりは?
お金つながりで読み始めた
— razokuover (@razokuover) November 13, 2018
貯金ゼロ・知識ゼロ・忍耐力ゼロからの とってもやさしいお金のふやし方 https://t.co/kQaI9Hyb9y