『完全教祖マニュアル』を読んだ
この本は上坂すみれがラジオでおすすめしてたので読み始めた。
とりあえず、なんかよくわからんがすごい本だった。
今まで宗教に対してはあんまり興味なかったのだけど、この本を読んで宗教に関心が湧いて良かった。
読みながら色々メモツイートしてたのでそれらをまとめる。
教祖になるための本読みはじめたがとにかく面白い。とりあえず目次だけ見てくれ。 pic.twitter.com/lNUvAecXdD
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
何もしないのが教祖。何もせずアイデアだけ語り続けるから綺麗事が言える。働いたりしたら負け。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
Q. 日本で宗教を開くのは難しいのでは?
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
A. 日本人の無信仰には気合がない。気合がないのでいざとなったら宗教に頼ってくる。まぁ心配するな。
・まずは思想を表す教義を作る
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
・神をどう捉えるか決める
・宗教における神は困ってることをどうにかするのではなく困ってることを肯定する役割。悪いことを神のせいにできる。それなら仕方ない、となるように
・困ったら既存の宗教に入って現代の思想に合わない部分を焼き直して別の一派を作るのが楽
・宗教の本質は反社会性
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
・現状の社会の否定によって今うまくいかない人の共感を得られる
・仏教における出家はいわばニートに等しい。俗世を離れることも常識的には反社会的。そこに強い意思と思想があるかどうかの違いでしかない。
・哲学を学ぶ。論理的に思想を補完する
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
・できない場合はインテリにやってもらう
・論理的な部分は頭の良いやつにやってもらって、自分は教祖っぽく突飛な行動とかして堂々としてればいい
・兎に角大衆に受け入れられないといけないので教えの簡略化とお手軽な現世利益を設計する
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
・とりあえず葬式はしておく
・信仰によって信者は行動に理由を持てるようになるので普段では無かったような行動力を得る。結果としてダイエットが続いたりして痩せられる。それはその宗教の効能になる。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
・適当に偶像を準備する。崇拝できるものであれば紙でも石でもなんでよい。適当に。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
無宗教の人は不思議なこと(霊的体験など)に対して不安を抱く。不安の理由は不思議な現象に対して理由をあてがえないから。なので宗教では不思議な現象にそれらしい理由を与えてあげると良い。例えばあなたが見た霊は死んだお婆さんの霊ですとか悪魔が惑わせようとしてる等。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
よくよく考えると信仰を持てなくなった信者は神から見棄てられてるのだと考える予定説とかめちゃくちゃだよな…
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
アイドルがクソダサTシャツをグッズとして出すやつ、あれはダサければダサいほど周囲と差別化できてファンの信仰心を高められる気がする
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
宗教、社会的なこと=世俗的なこと、で世俗的でないこと=反社会的=聖なること、となるのではたから見たかやばいことが行われがちなのか...
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
人間、正しさよりもラッキー&ハッピーを求めるというのが本質なのかもしれんな…
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
"言霊とかマイナスイオンとか然り、とにかく宗教も科学的な体裁を取るのが大事。一般人は科学的な検証なんてしないのでばれない、大丈夫。"
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
悟りは脳の錯覚。外因性のショックでもマジックマッシュルームでもなんでも良いので脳に錯覚を起こして、その時に見えたものを良い感じに人々がハッピーになれるような形で伝えればオーケー。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月5日
・宗教施設はディズニーランドをイメージして作る。別世界感を。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月6日
"寄付、一定条件をクリアした者の権利にすると、寄付できることがコミュニティでのステータスになるので喜んで金を払ってくれるようになる"
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月6日
これあらゆる投げ銭系のサービスで使えるのでは??
読み終わった。最後までクソ面白かった。著者が宗教に対して基本的にシニカルな姿勢なのが読みやすかった理由かな。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月6日
人間、とにかく弱くて怖がりでバカなのでよくわからん詭弁でも救われてハッピーになれるし、それはそれでまぁ良いことかと思えてくるの面白い。良い本。