『知っておきたい日本の神話』を読んだ
『知っておきたい日本の神話』を読んだ。
中身は基本的に古事記と日本書紀のストーリーを解説をつけながら紹介していく流れ。
古事記・日本書紀は日本という国が国土も含めて天皇までどのように繋がっているかを綴った作り話ではあるが、その当時の各地の豪族たちを大和朝廷がいかに治めていきたかったか、その苦労といった歴史的な背景を随所に読み取ることができる。
本書はその辺の当時おかれていた状況を節ごとに合わせて解説してくれるので飽きない。
歴史ものは書かれた当時の状況や背景、価値観といったコンテキストを理解していないと共感できずにつまらなくなってしまうのでこのような構成はありがたいものだ。
Kindleで100円ちょいまで安くなっているので暇な人は買って読んでみると良さそうです。
- 感想ツイート
日本の神話についての本読みはじめた
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月9日
神様の数が多すぎるし名前も複雑だからわけわからんな…
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月9日
天神→高天原に住んでいて地上に降りてきた神
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月9日
国神→地上に住んでた神
氏神→氏族の血縁で結ばれた神
産土神→氏族が暮らす土地の地縁で結ばれた神
氏子→氏族を信奉する村人が氏子
アマテラス→天皇家の氏神
古事記・日本書紀→天皇家の祖神アマテラスをの正当性を主張する目的で編纂
"イザナギとイザナミのまぐわいで日本列島が生まれた。" これは知ってたけど、この前に二回国生みに失敗してて、理由が女の方が先に声を上げたのがよくなかったとある。はしたない的な。これは男尊女卑の儒教思想の影響を受けてるという話は知らなかった。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月9日
"イザナミは火の神を産んだ時に火で女陰を焼かれて死ぬ" すごいストーリーだ…
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月9日
イザナギがイザナミのいる黄泉の国に行くんだけど奥さんのいうことを聞かずキレさせてしまい逃げまどうみたいな心温まる話面白い
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月9日
黄泉の国の穢れたイザナギが川で体を洗ってる時にアマテラスとツクヨミとスサノオが生まれた。なんかよくわからんけど体を洗う過程で他にも沢山の神が生まれてて神生みのインフレが発生してる。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月9日
黄泉の国=当時死者が葬られている古墳
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月9日
と考える説が面白い。イザナミが酷い姿になっていた描写(腐乱した死体)や脱出の際イザナギは亡霊に追われていた点など、古墳に侵入して逃げ帰ってくる人の恐怖を描いていたのではないか、という話。
父に怒られたスサノオがアマテラス姉さんのとこに泣きつくために天界へ向かう。そこでスサノオを信用したばかりに高天原がめちゃくちゃになる。アマテラス姉さんは天の岩戸に引きこもる。アマテラスを奪還するためアメノウズメが全裸ダンスをして外に連れ出す。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月10日
地上に降りたスサノオは道中のとある家に泊めてもらう。そこでヤマタノオロチに娘が食われてて辛いみたいなことを言っていたので退治しにいく。スサノオは見事倒し、ヤマタノオロチの尾から三種の神器の草薙の剣を手に入れる。その後先の家の娘クシナダヒメと結婚した。良い話。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月10日
オオクニヌシとちっちゃい神が豊葦原中国を見事に作り上げる。アマテラスがその国を高天原の神が治めるべきと考えてアメノホヒとアメノナカヒコを送り国を譲ってもらうことを試みるが失敗。最終的に狂犬タケミカヅチが筋肉で話をまとめる。当時の大和朝廷が出雲の国の支配に苦戦していたことを表してる
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月10日
出雲大社の宮司の千家家は1300年以上前から続き八十四代目になる。日本で最も長く続いている家系。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月10日
ニニギノミコトが豊葦原中国を治める天孫として降臨。そこで出会った美少女に求婚。相手の家に許諾を得に行くと姉の方も娶ってくれといわれる。ただし姉の方はブスだったので断って美少女とだけ結婚した。彼女はすぐ身篭った。身籠もるのが早すぎなので俺の子ではないのでと疑い、火中で出産させた。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月10日
山幸は海幸の大事な針を無くしてしまい喧嘩。海に出るがそこでトヨタマビメと出会い結婚。なんやかんやで針も見つかり海幸に返し屈服させる。トヨタマノビメは山幸の子を産む。その子の系譜で神武天皇へと繋がる。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月10日
このあとはイワレビコ(神武天皇)が出雲から別の都を求めて旅し、各地の敵や宿敵ナガスネビコらと戦い奈良を都として治める話。軍勢にやられそうになったり巨大な熊に会って気絶しつつもタケミカヅチの太刀で倒す話など戦闘が多い。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月10日
読み終わった。古事記・日本書紀のストーリーをざっくりと得られた。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年7月10日
知っておきたい日本の神話https://t.co/6DAzGnUoYG