「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」を読んだ
ちょっと前に話題になっていた「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」という本を読んだ。
これを読もうとしてる人が一番知りたいであろう「健康に良い食品」と「健康に悪い食品」をまとめるとこんなにシンプルになる。
健康に良い食品
- ①魚
- ②野菜と果物 (フルーツジュース、じゃがいもは含まない )
- ③茶色い炭水化物
- ④オリーブオイル
- ⑤ナッツ類
健康に悪い食品
- ①赤い肉 (牛肉や豚肉のこと 。鶏肉は含まない 。ハムやソーセージなどの加工肉は特に体に悪い )
- ②白い炭水化物
- ③バターなどの飽和脂肪酸
一応普段の食選びではこれだけ覚えていれば良さそう。
あとはこれらの食品がなぜ良くてあれらの食品はなぜ悪いのかを豊富な研究結果から根拠を説明していく流れ。
この本がよかったと思うところは、巷で溢れているエセ健康情報を鵜呑みにせず自分で判断できるようにするためにはどうしたら良いかを読者に伝えようとしているところ。
エビデンスには「レベル」があり、個々の健康情報を判断するときはそういったエビデンスのレベルに着目しないといけないとかそういったエビデンスを検索するには英語が良いとか(具体的に信用に足るサイトについての記述もある)。
この手の本では健康に良い食品・悪い食品の個々事例にこだわる傾向が多いが、この本には読者の健康情報へのリテラシーを向上させようという筆者の一貫した主張が感じられてとても信頼できる印象がある。
読書メモ on Twitter
"ジャガイモは野菜ではな く白い炭水化物" うっ…
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月18日
エビデンスの強弱の話やメタアナリシスの話が冒頭に結構なページ書いてあり、科学的根拠をめっちゃ重視して書こうという強い意志を感じる
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月18日
健康に良い =脳卒中 、心筋梗塞 、がんなどのリスクを下げる
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月18日
健康に良いと現在考えられている食品は、
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月18日
①魚
②野菜と果物 (フルーツジュース、じゃがいもは含まない )
③茶色い炭水化物
④オリーブオイル
⑤ナッツ類
の5つ
健康に悪い食品は、
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月18日
①赤い肉 (牛肉や豚肉のこと 。鶏肉は含まない 。ハムやソーセージなどの加工肉は特に体に悪い )
②白い炭水化物
③バタ ーなどの飽和脂肪酸
の3つ
栄養至上主義という言葉がある。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月18日
食品ではなく成分を重視する考え方。
成分は健康の良さには関係ない。
どの食品を食べるかが重要。
例えばリコピンもβカロチンも健康に全然良くない。ただトマトや緑黄食野菜を食べるのは健康に良い。
乳製品の取りすぎは前立腺ガンや卵巣ガンのリスクを高める。一方で糖尿病のリスクを下げる。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月19日
白米は160g/日以上食べてると確実に糖尿病のリスクは増え、それ以下だとしても食べない場合より糖尿病のリスクは上がる。よって科学的には白米を少しも食べないのが正解。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月19日
少しそれるが、妻は塩分少なめ・果物・野菜を好む。それはおそらく
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月19日
家庭環境に由来するのだと思うが、彼女の家系は皆長寿で90歳オーバーの親戚が結構いるので関係あるのかもしれん。
健康情報に関して、市場原理に則って作られているテレビや本や記事などは当てにしない。日本だと国立がんセンターか厚生労働省のホームページ、海外だとハーバード公衆衛生大学院やメイヨークリニックあたりの情報が良い。日本語より英語でググった方が信頼性の高い情報は多い。
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月19日
「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」に書いてある食い物、つまるところ筋トレしてる奴らが好む食い物だった
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月19日
映画とか流し見する時にポテチ食うの大好きなんだけど、これをナッツに変えて調整してみるか
— 宮崎由加(24) (@razokulover) 2018年5月19日