「いちばんやさしい美術鑑賞」を読んだ

何を読んだ?

いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)

いちばんやさしい美術鑑賞 (ちくま新書)

なぜ読んだ?

美術について全く知識がないことは昔からわかっていたが、最近クイズ番組とかを見ていてもあまりにも知らなすぎることが多かったのでまずは初歩的なところから、との気持ちで手に取った。

目次は?

西洋美術を観る

日本美術を観る

どんな本?

美術鑑賞の初心者向けに絵画や焼き物の見所を実際の作品を例に取りながら解説してくれる本。

作品は西洋の作品と日本の作品が半分づつ取り上げられている。

どの作品も日本国内に貯蔵されているので解説を読んだ後に実際に足を運んで鑑賞したくなる。

作品そのものの解説もさることながら美術史にも軽く触れており「写実的な絵が好まれた時代から風景画や風俗画などの身近な絵が親しまれるようになり、セザンヌを境に絵はより頭を使わないと理解できない高度な世界になっていった」みたいな話がなされたりしていて全く無知な自分には勉強になった。

「西洋画に宗教を題材にした絵が多い理由は識字率が高くなかった当時でも宗教をより多くの人に感じてもらう必要があったから」とか「尾形光琳はボンボンの金持ちの家の出身で浪費家野郎だった」みたいな面白豆知識も多くて読んでいて飽きない。

絵画は長い歴史を経た貴重な作品であることを評価されることが多く、つまりそれが書かれた時代背景や描いた画家の人生含めて評価されている

とあり、作品そのものの精緻さだけで評価されてるイメージだったし、そうしないと失礼なのかとも思ってたけど、作家の人生含めて評価しても良いんだと個人的にはグッときた。

鑑賞は自由に感じるままにやればよいのだと自信を持てるようになる。

誰におすすめ出来る?

美術の「美」の字もわからない人。

目次を見て「ピカソ?あーあのよくわからん絵を書く人ねー」くらいの知識の人。

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