「フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる」を読んだ

何を読んだ?

なぜ読んだ?

そろそろ脳の衰えが怖くなってきたから。ちょうどNHK出版新書がセールをやってたので丁度よかった。

目次は?

  • 第一章 不意に言葉に詰まる、物忘れをする
  • 第二章 「まぁいいや」が人をボケさせる
  • 第三章 パソコンにカスタマイズされる脳
  • 第四章 ネット依存と「思い出す力」の低下
  • 第五章 人の話が聞き取れない、頭に入らない
  • 第六章 血流の問題、脳を損傷している可能性
  • 第七章 クリエイティブな能力を失うとき
  • 第八章 「逃げたい心」が思考を止める

どんな本?

近年増えている”ボケ”=脳の衰えが発生する習慣や環境はどのようなものか、またそれらを予防改善するためには何をするのが効果的なのかについて書かれた本。

何章にも渡って色々と書かれているが要旨をまとめると結構シンプルで、

  • 脳の衰え = 前頭葉の衰退によって引き起こされる選択・判断・系列化などの高次脳機能の低下
  • 脳は外部環境によって鍛えられもするし衰えもする
  • ある程度忙しい環境(負荷のかかる環境)に身を置いている方が脳にとっては良い
  • 衰える習慣としては、パターン的な作業が多い・歩かない・会話が少ない・目が動かない・嫌なことから逃げやすいなど
  • 管理職やPCに一日中向かっているSEやプログラマは脳がボケやすい
  • 散歩すること・音読(10分ほど)をすることが誰でもできるボケ予防

という感じ。

ボケの予兆としてはモノが思い出せなくなったり言葉が咄嗟に出なくなることに加えて、感情的になりやすくなったり頑固になっているという症状もあるので身に覚えがある人は注意。

インターネットの便利さは享受しつつも、その便利さによって使われなくなる脳機能が必ずあり、それがボケへと繋がっていくのだということだけは念頭におきながら日々暮らしていきたい。

誰におすすめ出来る?

仕事に慣れてきた人。

快適な毎日を送っている人。

インターネットを無為に使い続けてしまう時間がある人。

はてぶをして満足してしまうあなた。

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