やりたくないことやらないで働く

やりたいことができないので転職するというのはよくある。

"やりたいこと"ってなんだよオイ!って思うんだけど、割とそれは100%やりたくないことをやらないで働くみたいなことらしく、これについてはなかなか道が険しい。

それについて考えたことがあったのだけど、やはり企業の中で100%やりたくないことだけやらないで働ける人は創業者だけで、その他の人は彼らが創業時に作った何かしらの制約(会社の方針とか理念とか予算とか)の中でうまい妥協点を見つけながら働いているよなあという話になった。

その話の延長で、じゃあ独立する人はどういう人なのかということを考えたらリスク(成功と失敗の振れ幅)への恐怖心に対する考え方じゃないかなという話になり、

1) リスクを恐れないくらいやりたいことへの思いが強い

2) キャリアを積んでリスクへの恐怖心を減らせてる

3) もともとリスクへの恐怖心がない心臓に毛の生えてる人

というこの3種類の人が独立するという結論になった。

でも1),2),3)は誰でもできるわけじゃないし、まず独立するくらいやりたいことなんてそうそう見つからないし、かといって探そうとか思って悩みだすと人生3周分くらい時間が必要な気がする。

だがだがしかしそれでも人は金を稼いで飯を食わねばならないのでやはり働く必要がある。

そうなるとうまい妥協点を見つけながら労働するしかない。

エクセル入力辛い問題とかあったけど、上述の通りやりたくないことやらないためには独立してくれみたいな感じになる。

ただ、それでモチベーション下げられても会社にとって何もいいことないので、あの手この手を使って経営側は働きがいのある会社感を出して、働きがいNo1!キラキラな私!みたいに思い込ませるマネージメントの妙を繰り出す。

それはそれで苦痛感じなくて金も貰えてるのであれば良いことだと思うのだけども。

結論、TL;DLすると、100%やりたくないことやらないで働くには独立しかなくて、それできない場合は良い感じに妥協していくしかないって感じです。