エンジニアとして会社で働きはじめてしばらく経ったので最近考えてることとか書く
今年の4月に新卒でwebの会社に入社しました。
エンジニア志望で入ったのですが無事システムの部署に配属されました。今はフロント・サーバー両サイドの隔てなく日々プログラムを書いたりしています。
今日は4月1日に入社してからだいたい5ヶ月です。5ヶ月という微妙な期間ですが、色々考えることもあり久々にブログを書くことにしました。
仕事の種類
色々といっても実はテーマは一つで、それは「成長するための仕事のこなし方」です。
ひとくちに仕事といっても数えきれないほど種類があると思いますが、こと僕のようなひよっこエンジニアからは以下の4種類のタイプの仕事が見受けられました。最近流行のマトリックスを利用して示すと以下のような図。
この図では、
① 学びは少ないがやりがいはある仕事(第一象限)
② 学びが多いやりがいのある仕事(第二象限)
③ 学びは多いがやりがいは少ない仕事 (第三象限)
④ 学びは少なくやりがいもない仕事 (第四象限)
に仕事を分けています。
主にどんな仕事があるのかはだいたい図に書いてある通りです。「自ら進んで」とか「クリエイティブな〜」とかは②にいれといてください。
そんで、最近この4種類をいかに捌いていこうかというところが今回まとめたいことです。
① 学びは少ないがやりがいはある仕事(第一象限)
このタイプの仕事は自分の業務時間の60%を占める仕事です。
過去に開発したことがあるタイプのアプリだったり、開発のフローやリリースまでの工数がだいたい推測できるような仕事がこれにあたります。
自分の持っている技術を生かすことができるし、それなりに任されるのでハンドリングが効く。だからそれなりにやりがいはある。だけど、すでに「できること」なので学びは少ない。 ここのスピード・正確さなどを磨いていくことで社内では「OOができる人」と認識されるようになるでしょう。
が、この種の仕事は、「いち早くきたる後輩たちへ引き継ぎができる」ようにこなします(まだ後輩いないけど)。そのために、wikiをブラッシュアップしたり教え方を考えたりします(妄想で)。
理由は、この①をずっと自分がやっていると②の自分がまだ知らない新しい技術等を学ぶ時間がとれなくなってしまうからです。できないことをできるようにするためにはすでにできることを引き継がないといけないということです。
② 学びが多いやりがいのある仕事(第二象限)
このタイプの仕事は自分の業務時間の10%を占める仕事です。
過去にやったことのないような開発や設計など新規のもの、またはやり方はわかるが規模が大きかったり、推測ができないような案件などがこれにあたるでしょう。
自分の技術では太刀打ちできない開発案件は総じて成長が多いと感じています。また、規模が大きなプロジェクトなどはそれをハンドリングしている先輩たちからも学ぶことが多いです。
やりがい・学びともに大きいので成長につながると思われますが、自分の貢献出来る場面が少ないのでそれほどたくさんはできないかもしれません。
この種の仕事は「無理できるだけ足をつっこんでおく」というこなしかたをしています。
例えば、社内の開発プラットフォームを刷新しようというプロジェクトが有志でたてられたりしたら、特にできることはないかもしれないけどそこで交わされる議論等から学べるものは多いはずなので業務外でも参加するとか、です。
③ 学びは多いがやりがいは少ない仕事 (第三象限)
このタイプの仕事は自分の業務時間の20%を占めています。
これは、社内特有のリリースフローとかサーバー構成とか社内規約とかすでにできあがったものを秘伝のたれのごとく社内wikiから学ぶようなタイプのお仕事です。
社内のアプリ特有のビジネスロジックとかライブラリとかそういうものを覚えるのは避けては通れないし、むしろこれを避けてると会社で仕事ができない人になるのでちゃんと覚えます。
社内のLANはどう構成すればいいとか急激なアクセスをどう捌いてるのかとか学びは多いのですが、答えがでているものが多いのでやりがいはそこまでないです。つまり覚えてしまえばできることですね。
この種の仕事は「はやくできるようになる」ようにこなします。特に力はいれません。この手の仕事は、のちに第四象限の仕事へと変わっていくことが多いですし。
④ 学びは少なくやりがいもない仕事 (第四象限)
このタイプの仕事は自分の業務時間の10%を占めています。
これはエクセルにコピペして貼付けて以下繰り返しx1000みたいなやつ...というのは大袈裟ですがそれに近いような作業です。意外とこういう作業は身の回りに多いものです。
この種の仕事は「できるだけ自動化」できるようにこなします。
エクセルの件はマクロ書けないかとか毎日ある更新作業はスクリプトを書いて自動化できないかとかある程度の繰り返しを避ける習慣を持つようにするのが大事だと思います。
自動化して浮いた時間は②に当てることができますので常に意識するようにしています。
まとめ
まとめるとこんな図のフローでしょうか。
偉そうに語ったけど半分は理想です。実践できてるわけではない。
ただ、こんなサイクルで仕事を回していると成長できそうだなと思ったのでまとめました。
異議等ははてぶコメントでおなしゃす。
おわりー。