「資本論(まんがで読破)」を読んだ

何を読んだ?

なぜ読んだ?

10円セールだったから。

目次は?

  • 資本の生成過程
  • 搾取
  • 労働の売買
  • 価値

どんな本?

資本主義における生産様式やそこから生まれる資本家が労働者を搾取する仕組みなどについて批判的に綴ったマルクスの名著。1867年に発行。

物語は腕の立つ田舎のチーズ屋に生まれた男(ロビン)が資本家の男(投資家)にそそのかされて工場経営をはじめるところからはじまる。

ロビンは経営を行っていく過程で生産性を上げるためには労働力という可変の価値を最大限利用すれば良いことを知る。

そのため過酷な労働や暴力による管理を進めるがうまく経営が回らず、次第に心が荒んでいく中で自分はなんのために働いているのかわからなくなっていく、みたいな話。

「共産党宣言 -まんがで読破-」を読んだでもそうだったけど、この時代の工場には監視役という大男がいて、少しでもサボっている人がいると暴力を振るうという描写が出てきた。

現代のパワハラのルーツがこれか〜という発見があった。

誰におすすめ出来る?

資本論という言葉は聞いたことがあるけど内容が全くわからない人。

原著の資本論は3巻構成でしかもマルクスが書いたということもあってクソ難しい印象があるんだけどエッセンスくらいは得られる気がする。

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