カジュアルなネトストを支える技術

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ネトストとは、

ネットストーカーまたはネットストーキングの略称であり、主にネット上の情報を元に特定の個人情報や行動などを観察すること

を意味しています。

私は、ネトストが好きです。

なぜなら人が好きだからです。

相手の人物背景や過去などを見ると下手な小説やドラマを見るよりもドラマティックだし、おもしろい。huluで映画を見るよりもネトストをしているほうが楽しいときさえある。

カジュアルなネトスト。これが、わたしのネトストポリシー。相手にアクションをとったりしないし、相手の住所を特定してさらしあげるなんてこともしない。相手に悪いし。

また、ネトストした情報を相手に言ったりもしない。相手の気分を損ねるし、気持ち悪がられる。

だから、これからわたしなりのネトストを支える技術を書くけれども大したことないと思われるかもしれない。

だけど、それすらも知らない非ネット民と言われる人達がネットでさらしあげられることも多くなってきたし、ネトストをする側の手法を挙げれば、逆説的に最低限知っておくべき・対策すべきことになると思うので気にせず挙げていきたいと思います。

はじめの一歩

まずはじめにすることは、「相手のほぼユニークな情報を1つ見つけること」です。

ユニークとは、相手を相手と特定できるという意味ですが、これがまず第一歩目。

これが見つけられると、相手のネットオープン度によっては住所まで特定できます。

例えば、名前や顔写真や電話番号、メールアドレスなど。

これらを見つけるために何を使うかが、以下の手法です。

①直接聞く

「は?」と思ったかもしれませんが、一番楽なのは直接聞くことです。

「お名前は?」

これだけで十分。はい、名前が手に入りましたね。はじめの1歩はおわりです。

②名札・名刺

名札は小学校のころとかはよく付けてましたね。あれは年齢も分かるし、フルネームが漢字とふりがな付きで書いてあるし、今考えると恐ろしい。

小学生に興味は無いのですが、実践的なところでいくと店員さんやあと標識も名前が書いてありますね。

名刺は会社名まで入っているのでユニーク度が高いですね。

余談ですが昔、居酒屋にいた可愛い店員さんの名札から相手の出身を探って話の種にしてた知り合いがいました。

そういう使い方もできます。

③アカウント名

今では政治家ですらTwitterをやっている時代ですが、このtwitterのアカウント名もユニークな情報です。

その他各種SNSのアカウント名は例え本名でなくともそれなりにユニークなので十分役に立ちます。

検索開始

それでは、はじめの一歩で手に入れた情報を元に相手を検索していきます。

検索には、主に以下の手法を用います。 ただ、大抵はそれぞれを複合的に用いるのでどれか単体でということはあまりありません。

Google検索

Google検索

知らない人はいないであろうGoogle検索はやはり鉄板。

名前やアカウント名を普通に検索するもよし、検索オプションを駆使するもよし。

消されたサイトなどはcache:サイトURLとして検索すれば削除前のcacheがでてくることがあります。

以下のサイトに主な検索オプションが載ってます。公式じゃないですがわかりやすいので。

Google画像検索

Google画像検索

twitterで顔アイコンとか載せてる人がいますがGoogle画像検索を使えば、その画像(に近い画像)が使われているサイトを検索できます。

例えば、twitterアカウントは鍵アカだけど顔写真はわかる。みたいなときはこれを使うと、twitter以外でその画像を使ったブログやサイトなどから相手の近況を探るみたいなこともできます。

Twitter検索

Twitter検索

Twitter検索で名前を検索すると相手の近況がわかります。

鍵アカだと近況が見れないのでは...

鍵アカの場合は、相手もしくは相手がフォローしている人が好きそうなTwitterBotを作成し、それをフォローしてもらえば見れますよ。

あと、twitterアプリをつくって...とかは犯罪なのでやめましょう。

facebook検索

facebook

navbarの検索ボックスに先で取得した人の名前を入れて検索。

facebookで検索する場合は、例えば「裸族太郎」さんならば
「裸族太郎」「太郎裸族」「razoku tarou」「razoku taro」「裸族たろう」「らぞく太郎」「らぞくたろう」くらいは検索しましょう。

鍵アカの場合は先ほどのTwitterと似た手法で同様に突破もできます。わたしはやりませんよ。

Amazonウィッシュリスト

ウィッシュリスト検索

ここでは、相手の本名や住んでいる都道府県がわかると運が良ければ相手の住んでる家までわかります。

住所が知られたくない人はちゃんとプロフィール設定をしましょう。今は直ってるのかな? Amazonの「ほしい物リスト」に登録してある住所が第三者にバレる問題、発覚

mixiプロフィール検索

mixiプロフィール検索

mixiは今や衰えを隠せない状況ですが、mixiプロフィール検索についてはネトスト業界で不動の地位を獲得しております。

プライバシー設定のためにfacebookの設定やtwitterの鍵アカ設定などをする人でも、mixiは衰えてしまったゆえに、意外と皆見落としがちです。

そこを利用するわけですね。

コツとしてはmixiプロフィール検索では検索キーワードに「自己紹介も含める」を指定することです。

そうするとヒット率が高くなります。

また年齢や住んでる場所を指定しすぎてもフィルターに引っかかるのでおすすめできません。

健全なネトスト民だけが安全に検索できる、それがmixiプロフィール検索です。

⑦Line検索

LineのIDを検索する手法です。IDだと検索できないのでは?と思われるかもしれませんが、大概twitterやその他のSNS上で利用されているアカウント名・アカウント名+誕生日・本名+誕生日などでヒットしてしまいます。

やはり何の意味もないアカウント名をつける人はあまりいないようで、なにかしらの意味を持たせて覚えやすくしているみたいです。

ちなみにわたしのLINEIDもtwitterと同じアカウント名です。

ただし、LINEの場合は未成年の検索制限や検索回数に上限があるのであまりやりすぎると規制がかかります。

⑧カカオ検索

これもLINEと手法や原理は同じです。

しかし、検索制限がほぼ存在しないようなのでLINEよりも検索しやすいです。

ツイキャス検索

ツイキャス検索

これはtwitterのアカウントがわかっている場合のみ使えます。

運がよければ相手の放送内容から近況やひととなりが知れます。

github検索

github検索

エンジニアの人なら利用してる人も多いと思われますが、github検索でも検索ができます。

ここではローマ字で名前を検索したりすれば良いです。

そうすると関連する情報がでてきます。

また特徴としては、会社情報なんてのも載ってることが多いですかね。OO.incとか。

その他

他にも、linkedinとかニコ生とか、ceronやついっ拓とかもいい情報元になりそうです。

使ったことはほぼないですが。

最後に

以上、カジュアルなネトストを支える技術を記しました。

ネトストは、カジュアルであってもこれくらいやり方があります。

これはカジュアルな手法なので、詳細な住所の探し方などははぶいています。

おそらく、過去にアップした画像と発言、太陽と影の位置、天気などから特定するのでしょうがわたしは興味がないし、犯罪っぽいしやりません。

でも、本気でやればそこまでできるとも言えます。

だから、こういうエントリを書くと、「やっぱりネットは恐いからやらない」という人がいます。

もちろん、個人情報がバレるのは恐いですが、わたしはそれを恐れるよりもむしろ公開して得られるメリットの方が多いなと最近は感じられるようになったので隠さなくなりました。

公開することで得られるメリットについては彼女の作り方でも触れたようにとりあえず自分がやっていること・やりたいことを知ってもらえるという点に尽きるかな、と。

誰にも知られないと何も起きませんし。

少々話が逸れましたが、カジュアルなネトストを支える技術は対策する側の役にたつ側面が多いと思うので他にもこんなネトスト手法があるというものがあればブコメtwitterで教えていただけるとありがたいです。