僕が痔を快方へ導くために行なった5つの方法(切れるタイプの場合)

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「痔」、それは常に笑いものにされる不遇の病。

「私は痔にならない」、そんな風に思っていませんか?

僕もそう思っていましたよ、1ヶ月前までは...。




僕は痔になりました。そして、そのあまりの辛さから痔に少々詳しくなりました。自分なりの改善法も見つけました。

そこで今回は、僕が痔を快方に向かわせるために行なった5つの方法を書き並べたいと思います。
正直、痔にある程度熟練しておられる方にはつまらない話になってしまうかもしれませんが、今回は僕のように痔とは無縁だった痔のド素人を対象にしているのでそこのところはご勘弁いただきたいです。

では、本題に入ります。

痔も色々...

そもそも痔には大きく分けて3種類あります。
(1)いぼ痔
(2)切れ痔
(3)痔ろう

簡潔に言い表すとするならば、

(1)のいぼ痔はいぼ状のはれができるタイプ
(2)の切れ痔は肛門の皮膚が切れるタイプ
(3)の痔ろうは肛門に膿のトンネルができるタイプ

です。(詳しくはこちら→痔の基礎知識

それぞれ詳しい特徴などは割愛しますが、今回僕が見舞われたのは(2)の切れ痔です。
なので以下では主に切れ痔についてお話しします。

切れ痔の原因

切れ痔の主な原因は、便秘や下痢などの便通異常です。無理なダイエットや睡眠不足などの生活習慣の乱れが便通異常を引き起こします。仕事で毎日遅くまで働いている方、食事を抜いてダイエットをしている方、夜中までアニメを見て睡眠を削っている方、全ての方に切れ痔の危険性があります。

生活習慣を原因とすることが多いことから、切れ痔は日本においてスタンダードな痔であるいぼ痔に比べて20代〜40代の若い世代に多くみられるタイプの痔だそうです。

僕が痔になることは決しておかしなことではなかったということですね。そしてこれを読んでいる人も当然痔になる可能性が十分にあるということですよ。

次は、切れ痔になってしまった場合の対処法です。

痔を乗り越える方法

切れ痔の辛さは何物にも替え難いです。

例えるならば、おしりを針でさされるような感覚です。
想像してみてください。みなさんトイレには毎日行きますよね。
毎日行くトイレで毎日おしりを針で刺されるんですよ。まさに拷問。

先日はてなに遊びに行かせてもらったんですが、その際も正直痔のことしか考えていませんでした。
はてなまかないランチはとてもおいしかったんですが、心の奥ではこのあとのトイレはどうしようかで頭は一杯でした。

そんな僕が見つけた痔を少しでも和らげる方法を5つ紹介します。

【1】水を普段の倍以上飲む

固い便は切れ痔を誘発します。特に水分をとらないとその分便は固くなっていきます。
水はとにかくたくさん飲みましょう。僕は毎日2リットル以上の水を摂取することを日課にしていました。軟便こそ正義

【2】朝ご飯をしっかり食べる

朝ご飯を食べることで腸が目を覚まします。腸が起きれば便意をもよおします。
便を溜めないことで便は柔らかくなります。
逆に、ご飯を抜いたり便をがまんしたりすると便はどんどん硬くなっていきます。硬くなると痛いので、さらにがまんします。するとさらに便は硬くなります。これがいわゆる切れ痔の悪循環を引き起こします。便はがまんしてはいけないのです。

【3】和式トイレを利用する

便をがまんしてはいけないのはわかっている、でも痛いからどうしてもできないという人も大勢いるでしょう。僕もその一人でした。
しかし、僕のような切れ痔の場合、和式トイレが一つのターニングポイントになったように思います。
切れ痔は要するにお尻の切り傷なわけです。なので傷に便が触れなければ案外痛みが軽減されます。
和式トイレはその形状から大きくアレが広がります。僕のように傷が深いところでは無い場合は

和式トイレ+傷を避けるポイントの発見

によって劇的に痛みを軽減することができます。

なんとこの方法は、洋式トイレでも工夫次第で取り入れることが可能です。
僕はこの傷をできるだけ便から遠ざける手法を取り入れることで傷の回復を早めることができたと思っています。

【4】辛いものは食べない

一度、蒙古タンメンを食べたのですがその日は眠れませんでした。どんなに調子が良い日でもカプサイシンに勝てる痔はありません。控えるべきです。

【5】下剤

どうしてもでない場合やおなかのハリがとれない場合は下剤を飲むのも一つの手です。
下剤ならどんな市販のものでもかまいません。1日飲むだけでそれなりの便意をもよおしてくれます。


その他にも、野菜を多めに取ったりヨーグルトを多めに食べたりしましたがそれほど効果は感じなかったです。おそらくバランスという点では野菜を取ることもヨーグルトを食べることも良いことだと思うのですが、特に切れ痔に関してはそれほど効果はなかったように感じます。
やはり物理的な傷を如何に避けられるか、それが一番大切です。


予防

上記の【1】【2】は痔を予防するためにも効果的です。加えて、長時間同じ体勢をとらないなどの基本的なことが痔を予防するためには重要になってきます。まだ痔になっていない人も明日は我が身と思って心がけることをおすすめします。


最後に

今回の僕のようなタイプの痔であればある程度傷を避けながら痔と向き合っていけると思います。現に僕がなんとか素人知恵ながら快方させられたことは事実です。

ただ、僕と違ってどうしても逃げ道の無い痔をお持ちの方は今すぐに病院に行くべきでしょう。
あくまで僕の場合はある程度の逃げ道があったので上記の方法により快方させられたのです。それをお忘れなく。

何か痔に関する有益な情報がありましたらこちらまでご連絡ください。→@razokulover