非エンジニアの採用担当者がwebエンジニア採用を任されたらやっておくと良さそうなこと
「非エンジニアの採用担当者がwebエンジニア採用を任されたらやっておくと良さそうなこと」という文章を社内向けに書きました。
経緯としては新しく入社した採用担当の子から「
- 書類段階で面談する方を選ぶ条件
- エンジニア採用にあたってやっておくと良さそうなこと
はありますか?」という質問を受けたので書いたものです。
全然体系立っているわけではないですが、社内に限定しておく内容でも無いですし、公開しておくともしかすると役に立つという人もいるかもしれないので記しておきます。
ちなみに想定している採用担当者のリテラシーはTwitterをちょっとやっている・NewsPicksとかYahoo Newsを通勤中にちょっと読んでるくらいを想定しています。
以下"エンジニア"と書く場合はwebエンジニアを指しています。
書類段階で面談する方を選ぶ条件
実際に自分で手を動かしてコードを書いてるというのが職務経歴から見える人
例えばエンジニアだとGitHubとかQiitaとかBlogなどのURL。 ちゃんとしたエンジニアはweb上に何か自分のコードや勉強してることをアウトプットしてる場合が多いのでそういうのを見たりすることが多いです。
webサービス/アプリの有名企業出身のエンジニア
エンジニアの場合は特に会社のネームバリューみたいなのはあんまり関係なかったりします、優秀なフリーランスの方も多いです。 ただL社,は社,ク社,メル社,De社,Cy社などwebサービス/アプリの有名な企業のエンジニアは優秀な人が多い場合が多いのでそういう会社出身の人は会えるならあってみたいですかね。
やっておくと良さそうなこと
読んだ方が良い本
- ソフトウェア開発者採用ガイド
一応これは読みましたが古いのであんまりアテにならないかもです。プログラマがどういう性分の人間なのかを知るには良いかもですが。家にあるのでもし読むなら今度持ってきます。
これは各月発行の雑誌です。カンファレンスとかエンジニアのインタビューとか最新の情報や界隈で話題になったことをキャッチアップするには良いかもです。あと今注目の技術名とかでてくるので内容がわからなくても知ってるだけで面接とかで使えるかもです。非エンジニアの人事でweb dbpress読んでるとかってだけでエンジニアからは少し一目置かれる気がします。
チェックすると良いメディア
はてなブックマーク
エンジニアがチェックしてること多いです。技術ネタだけじゃなくてwebのニュースがたくさんチェックできるのでインターネットで今話題になってること(良いことも悪いことも)よくわかるようになります。
あとブックマークコメントというのが各記事についてたりするんですが、それを読むとその記事への意見や補足などが読めたりします。
嘘や酷いこともたくさん書いてあるのでそういうのに耐性をつけたり見分けたりするインターネット力がつきます。
はてなブックマークのアプリがiOS/Android共にあるのでそれをインストールして朝とか帰りにチェックする感じで大丈夫だと思います。
読むと良さそうな記事
これはエンジニアの納得感がすごい高くてかなりバズってた記事です。ログイン必要ですが絶対読んだほうがいいです。
これは募集要項書く時に気をつけたほうがいいことですかね。良いことではないですが、エンジニアは技術がわかってないorわかろうとしてない人を相手にしない傾向があるので募集要項からそういう匂いを感じると避けられますね。
練習すると良さそうなこと
wantedlyとか転職ドラフトの職務経歴書をたくさん読んでみることですかね。
それで良さそうと思った人のレジュメを僕とか他のエンジニアに読んでもらって、ほんとうにそのレジュメをピックアップした判断は正しかったのかを答え合せしていくとか。
最後に
沢山書きましたが、全部やらないといけないってわけではないので余裕のある時に好きなやつから取り組むと良いかと思います。
一応先にも書きましたが最低限、ITエンジニア採用に欠かせない原則とはだけでも読んでおくとよいかと思います。
以上全文でした。
ちゃんと書こうとすると1冊本が書けるような内容なので色々と書き足りない部分は多いのですが、
あまりインターネット慣れしてない採用担当の人向けにはそれなりに役立つかもなと思います。
何かあればブコメか@razokuloverまでどうぞ。