小指が鼻に突き刺さる問題
顔を洗っていると小指が鼻に突き刺さることがあります。
勢いに任せてジャバジャバやってる時に限って突き刺さるのでその痛みは一瞬ながらも相当なものです。
何か回避策はないかなと考えていたんですが、一番最初に湧いてきたのが「小指を切り落とす」でした。
小指がなければ確かに小指は突き刺ささらないでしょう。
でもまぁそれがおかしい話なのはすぐわかるんですが、これはブラック企業辞めろマウンティング問題にも言えるなと思いました。
いわゆるブラック企業で働いてる人に「辞めればいいだけじゃん」と言う人の話です。
たしかに普通の企業で働いている人は会社を辞めるのに大したプレッシャーは無いと思うのですが、それは小指を切り落としてもすぐ生えてくるタイプの人です。
ブラック企業を辞められない人は、小指を切り落としたら二度と生えてこないと思っている人です。
そういう人に小指を切り落とせと言うのはいかに無理筋かよく分かると思います。
悩んでいる人に自分の経験のみをアドバイスするのは大抵的外れになるか極論になりがちです。
他人の悩みというのは大抵自分が思っているよりも複雑です。
その複雑さは何に起因しているのか、その人が何に葛藤しているのかという点を相手の立場で考える必要があります。
悩んでいる人に対してしばしば見受けられる極論的な回答をする人はその辺りを意識した方が良いと思います。
話は散らばってしまいましたが、小指が鼻に突き刺さる問題の実現可能な解決法はあるのでしょうか。