結婚式の前撮りを全て自宅でやってみた

結婚してからすでに半年近くが経った先日、嫁に突如

「明日の朝、プレゼンをするので時間をあけておいて」

と言われた。

朝からプロジェクターをごそごそセッティングして見せられたのはこのスライドだった。


結婚式の前撮りとは

そもそも結婚式の前撮りとは、

結婚式よりも前に別途記念撮影の機会を設けること。結婚式当日はスケジュール的な制約があり、ゆっくり写真を撮る時間がない場合や、結婚式で着ない衣装の写真を撮りたい場合などに行う。結婚式よりも後に撮影する場合も含めて、別撮りと言う場合もある。フォトスタジオで撮影する記念撮影や、海やガーデンなどのアウトドアで撮影するロケーションフォト、チャペルで結婚式を模擬して撮影するフォトウエディングなどがある。- ウエディング・結婚用語辞典

というものらしい。

入学式やら卒業式、その他成人式などあらゆるセレモニーに関心のなかったボクにとって結婚式でちゃんと写真を撮ってもらえるのにその前に別途撮影をする??なぜ??って思ったんだけど、そこはwikiにもある通り結婚式当日はスケジュール的な制約があり、ゆっくり写真を撮る時間がないなどの理由とのこと。

納得。

野外ではなく自宅で

で、前撮りをすること自体はわかったんだけど驚いたのはそれを自宅でやろうってとこ。

wikiには通常、フォトスタジオや野外で撮影すると書いてある。

「ほんとにできるの?」

と聞くと

「まかせて。」

というのでここは嫁を信じて全任した。

嫁に全任した結果

嫁は、とりあえずウェディングドレスを購入した。

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ウェディングドレスって買えるんだ。

てっきり式場でレンタルしかないのかと思ってた。

世界は広い。

で、その後数日の日をあけて、タキシードが家に届いた。

これはレンタルらしい。

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靴とか白の手袋?みたいなやつとか色々バンドルされてる。

フルセット。

で、カメラは嫁の仕事上割といいものをもっているのでこれで最低限は撮影できる。

なので、あとは撮るだけやなーと思ってたんだけどこれだけでは終わらなかった。

小物づくり

「ティアラ作ったでー」

と意味の分からないことをいうので見せてもらうと、

それはまぎれも無くティアラだった。

手作りのティアラ。

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勘のいい人ならわかると思うけど、

腕輪とかも作ってた。

あとは、ブーケも作ってた。

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飾り付けとか。

これいるの...

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これらはすべてあなたの街の何でも屋さんことシモジマ』浅草橋店の豊富な商品力によって成り立っている。

シモジマすごいよ。

撮影

まず、撮影にあたって広いスペースを作らないといけないのでとりあえずリビングのものをすべて外にだした。その後、掃除。

これでだいぶ疲れた。

次に、カメラの設置。

この辺はさくさくと。

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ウェディングドレスを着て準備に取りかかる嫁。

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ボクは飾り付けをした。

ガムテープとか見えるけどあとでフォトショで消すので問題ない。

白背景にしておけば背景合成もできるしフォトショ便利。

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と、ここまで順調にきてたんだけどひとつ問題が発生。

それはカメラのシャッターがきれなかったこと

予定では、こういうカメラのシャッタをリモコンできればいいよねって話だったのだけど、

いざ撮影を開始すると、カメラから距離がありすぎてリモコンのセンサーが届かないことが判明。

仕方がないので、

  • ①撮影時のポージングを決める
  • ②セルフタイマーを10秒ほどセット
  • ダッシュ

という撮り方に変更。

はじめは枠外にでてしまったり、シャッターが早すぎたりと苦戦したけどなれるとうまく撮影できる。

あと、Eye-FiというカメラからiPad等にwifi経由でファイル転送できるツールを利用して、1ショット毎に逐一出来映えを確認しながらトライアンドエラーを重ねたこともうまく撮影できた要因かもしれない。

そんな感じで撮影した写真がこちら。




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HAPPY WEDDINGの旗とか足下のY&Aも手作り。

すごく綺麗。



その他にもさっき紹介した小道具を使った写真を撮ったりしてたら、結局100枚近くに...。

100枚越えてるけど飾り付けの準備から撮影終了まで4時間くらい。

準備とか掃除とかで体力は使ったけど、自宅という文字通り自分たちのホームでの撮影なので肩肘はる必要もなくそれほど疲労感はなし

むしろ達成感のほうが大きかった。

ボクみたいな人見知りは家で二人きりのほうが良い表情が出せるし、

そう言う意味で自宅での結婚式の前撮りは大成功だったと思う。

何より嫁のウェディングドレス姿を自宅でゆったり眺められるのはなかなかできないことだし、嫁も喜んでくれるし最高に嬉しい。

とはいえ自宅で前撮りとかなかなか決断できないと思うので、世の旦那さん達はとりあえずウェディングドレスを奥さんにプレゼントするところからはじめてみてはいかが。