Lisk(リスク)についてざっくりと調べた

休みもはじまったことだし、暗号通貨周りのことでも調べるかーという気持ちになったのでとりあえず前から気になってたLiskという非中央集権の分散型アプリケーションプラットフォームについて調べてみた。

DAppsについてはこの記事がわかりやすい。

コインチェックやってる人はLiskと聞くとLSKが思い浮かぶと思うんだけど、肝は暗号通貨の文脈じゃなくてブロックチェーンを使ったアプリケーションを誰でも簡単に作れるプラットフォームというところにある(と思う)。

その辺のことをLisk Meetupで創業者がお話してるので、30分くらいで飛ばしながらこの動画を見るとお気持ちとか色々感じられて楽しそうだなみたいな雰囲気を感じられる。

んで、一応いろんなドキュメント読んで雑に要点をまとめた。

以下、メモです。1時間程度で調べたやつだから間違ってるとこありそうだけど。

Lisk

非中央集権・分散型のアプリケーションプラットフォーム

会社

  • Lisk Foundation
  • @ドイツ
  • 30人くらいのチーム

理念

  • 非中央集権型の社会へ
  • 全ての人が使えたり開発できたりするブロックチェーン技術/プラットフォームの開発を目指している
    • なのでブランドイメージ・UI/UXにとてもこだわってる

非中央集権型のアプリケーションプラットフォーム

  • Liskは非中央集権型のアプリケーション(DApps)プラットフォームである
  • よくあるEthereumのフォークであるというのは間違いでCryptiベース

暗号通貨

  • LSK
  • 発行上限がない

コンセンサスアルゴリズム

  • Delegated Proof of Stake
  • LSKの保有者が承認者をvoteによって選ぶ
  • 選ばれた承認者101人が取引を承認する

トランザクションの承認スピード

  • 10秒程度

Lisk App SDK

  • SDK開発に力を入れてる
  • 全てJavascriptで書かれてる
  • メインのブロックチェーンを中心にSDKを使って各開発者は様々なアプリケーションを簡単に作れるようになる

サイドチェーン

  • 要は誰でも作れる非中央集権型のブロックチェーンアプリケーションプラットフォーム
    • インチェーンとはリンクされる感じ
    • サイドチェーンを構築し、その上にスマートコントラクトのコードを書いたりする
    • Ethereumとちがい、メインチェーンに載る情報が少ないので分散処理できて高速に動作させられる
    • インチェーンのtokenだけでなく、サイドチェーン内に独自トークンを作れるのでサイドチェーン域内通貨を作ったりできる
      • LSKと独自通貨を交換することもできるがそのためにはいくつか独自で実装する必要がある
    • サイドチェーンが悪用されてもメインチェーンとのリンクを解除すれば良いのでメインチェーンに全て乗せるより安全そう

ウォレット

マーケットプレース

  • Liskのサイドチェーンアプリケーションのマーケットプレース
  • DPoSを利用してるアプリのみ参加できる
  • BitcoinやEthereumで支払いも可能

その他

  • Solidity(EthereumのEVM上で実行できる)のスマートコントラクトプラットフォームではない
  • ファンドの満期的に最低でも5年は続けられるらしい

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